用語集(開店・開業専用)

居抜き物件とは

店舗や工場など、前入居テナント様の設備・家具・調度、床、天井などを残したまま、賃貸する物件を言います。 すでにある設備を利用することで初期費用を抑えられ、早期に営業が開始できるなどのメリットがありますが、レイアウトに制限がある等のデメリットもあります。

スケルトンとは

貸店舗では、内装などの造作をつける前の「コンクリート打ちっ放し」状態の物件を指します。過去に飲食店などが入っていたとしても、現状回復の契約によって、店舗の内装や設備などが何もない状態で返還することが一般的です。 Skeletonと書かれ「骨・骨格」という意味から派生した不動産業専門用語が一般化してきた言葉です。 ゼロから製作できるため自由な造作工事ができますが、当然ながらゼロから造作工事を行うため、工事に多額の費用がかかります。

保証金とは

建物の賃貸借契約時に、借主が貸主に支払う一時的な金銭。保証金には、敷金と同じように借主に対する賃料債務等を担保するものであって債務がなければ退去時に返還されるものと、権利金、礼金と同じように一時的な対価として支払われ退去時に返還されないものとがあります。 また、保証金の一部として「保証引き・敷引」が定められている場合には、礼金と同じようにその金額は返還されません。

礼金とは

建物の賃貸借契約時に、謝礼金という名目で借主から貸主に対してに支払う一時金で、将来契約が終了し退去する際にも借主に返還されません。

保証料とは

賃貸物件を借りる際には連帯保証人が必要な場合があります。連帯保証人を立てるのが難しい場合、保証人の代わりになってくれるのが保証会社であり、その保証会社を利用した際にかかる費用のことです。

仲介手数料とは

不動産会社(宅地建物取引業者)の媒介により、売買・交換・貸借が成立した場合に、媒介契約にもとづき、依頼者から受け取ることができる報酬のことです。

重飲食・軽飲食とは

「重飲食」とは、ラーメン・中華料理、焼肉、ステーキ、焼き鳥、鉄板焼き・お好み焼きやその他の洋食や和食を含む飲食業のことを指し、一般的には「重飲食」という言葉に明確な定義がある訳ではありません。 「軽飲食」とは、調理をする必要があるものの、調理の頻度や、臭いや煙などの排気や排水が比較的に少なく、一般的な排気・排水設備で間に合う飲食業種のことを示します。

定期借家契約とは

定期借家契約とは契約期間に定めがある借家契約のことです。 一般の賃貸住宅で主に交わされる普通借家契約とは異なり、一定の期間で必ず契約が終了する借家契約のことです。但し、契約が満了したら必ず借主は退去しなければならないかというと、そうではなく、貸主・借主の双方の希望が一致すれば再契約を結ぶことができます。 又、借家契約で「借家」とありますが、「店舗物件」の賃貸借契約にも共通します。